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BLOG 人生にコーチングを!

「自分と対話する贅沢な時間」

私は、どんな方の人生にもコーチングがあればいいなと思っています。

でも、コーチングを経験したことのない方は、
「コーチングって受けたら実際にどんな変化があるの?」
と疑問に思っていらっしゃるのではないでしょうか。

この記事では、その疑問にお答えすべく、実際にみみをすますラボで継続セションを受けてくださったクライアントの声をご紹介させていただきます。

クライアントご紹介

今回ご紹介させていただく仁科さんは、私がコーチングを始めたばかりの時期から受けてくださっているクライアントさんです。
最初にお話させていただいたのが2019年の末なので、もう2年半のお付き合いになります。

毎回のセッションで、A4用紙1枚にメモしているセッションログ。
仁科さんのログを数えてみたところ、その枚数はなんと30枚超。ノート1冊分くらいの分厚さです。
ちょっとした歴史ですね!

しかも、テーマの大小はあれど、毎回「人生」について話をしているわけです。
そんな濃い時間をともにする関係って、コーチング以外でなかなかないよなぁ……と
改めて、しみじみ喜びを噛み締めております。

クライアントの声

仁科さんからは、こんな体験談をお寄せいただきました。

私がコーチングを受け始めたのは2人目の育休を終え、仕事と家事育児を両立しようと一生懸命な時期でした。
その頃はいつも理想のワーキングマザー像になれない焦りや葛藤を抱えていました。

そんな私がコーチングを受けるようになって変わったことが3つあります。

1つ目は、生きづらくしていたのはこうあるべきという自分の固定観念だったことに気づけたことです。
「自分がやらないと」「自分が頑張れば」と考え、でも思い通りにできず苦しかった所に、コーチの問いかけで他の可能性に気づいたときには衝撃を受けるとともに希望が見えました。

2つ目は、何かもやもやする出来事があった時に自分の感情を分析する癖がついて客観的に捉えられるようになったことです。

3つ目は、目標達成が早まったことです。
やることを自分で決めた以上やってないといいづらい環境が設定されますし、もしやれなかったときにはどうしたらできるのかや、そもそも本当にやりたかったのかを見つめ直すようになりました。

セッションの時間はコーチと話しながら自分と対話する贅沢な時間だと感じています。
今ではコーチは私の人生の伴走者であり、家族や友人以上に本音を言える存在になっています。

嬉しいお言葉に感動してしまいました。

本当にありがとうございます(*^^*)

私からのメッセージ

私から見た今の仁科さんって、「うまくいっている人」だと思うんです。
ご機嫌で、自分らしく、成果も出している人です。

体験談に書いてくださっているように、
もちろん最初からそうだったわけではなく、ご自身がコーチングを活用しながら取り組んでこられたからこその今の姿です。

そんな「うまくいっている人」なので
最近の仁科さんとのセッションでは、課題解決とか目標達成といった「なんとかしなきゃいけないこと」がテーマになることが、ほとんどありません。

コーチングを、ただの目標達成ツール=理想と現状のギャップを効果的に埋めるためのものって思っている人からすると、「なんのためにコーチング受けるの?」と不思議に思われるかもしれませんね。

最近、仁科さんとお話していることは、
ちょっと先の未来の話とか、本や人の話から考えたこととか、何かの出来事のふりかえりとか、
そういったことが多いです。

そこにあるのは、「話すことで自分を知る」という姿勢ではないかと思います。

話すことで知る自分のことは、たくさんあります。

自分の中にあった何かを、よりはっきりとイメージできたり、
自分の中にある思いの強さを改めて確認したり、
同じことを話していても、自分の中で起きている微細な変化に気づくことができたり。

そうやって、自分のことを知っていっても、
それでもまだ存在していた自分を制限しているものに気づいたり。

そういうものに気づいた時、
「まだまだ自由になれる!可能性はいくらでも広がっていくんだ!」と
私は嬉しくてたまらなくなります。

仁科さんとのセッションは、私にとってもそんな贅沢な時間なのです。
これからも、その可能性の果てしなさを、私や周りの人に見せていってくださいね。

さいごに

自分を知っている人は、ご機嫌に軽々と目標を達成していきます。
「頑張る」以外のやり方で、自分を面白がりながら進んでいくことができます。

もちろん、誰でもすぐにそうなるわけではありませんが、
自分とうまく付き合いながら生きていく方法を知るために、
コーチングで、コーチや自分自身と対話することが有効です。

みみをすますラボでは
あなたと わたしが みみをすまし
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BLOG 芸大生日記

ガイダンスと履修計画

私、この春から大学生になりました
京都芸術大学 通信教育部 芸術学部 芸術学科 芸術学コースの3年生です。
どんだけ「芸術」並んでんの!?って感じですが、はい、芸術を学びます。

約20年ぶりの大学生活。
しかも芸大、さらに通信制。
初めてのことや久しぶりのことが盛りだくさんの日々です。
せっかくなので、この日々の出来事を記録に残しておきたいと思っています。

MIHO MUSEUM

ちなみに、この写真は信楽にあるMIHO MUSEUMの桜。この日が満開でした。
これからは、美術館や展覧会にもどんどん行くつもりです。

新入生ガイダンスに参加しました!

先日、新入生ガイダンスに参加してきました!

ガイダンスは何日程か用意されていて、会場に行って参加するか、Zoomで遠隔参加するか選べる形。
私は、外苑前キャンパスで行われたガイダンスにZoomで参加しました。

ガイダンスでは、先生から、芸術学コースの教員や科目について説明していただきました。

担当の先生から新入生に向けたお話で心に残っているのは、
「学び散らかすのではなく、学びを蓄積すること。そして、それを周りに還元して欲しい」
というお言葉。

本当に、特に学部の学びは幅広いので、うっかりするとあれもこれもと学び散らかしてしまって、後になって「あれ?結局、何学んだんだっけ?」ってなる恐れありです。
もちろん、入学したばかりだし、「色々知りたい!学びたい!」っていう好奇心は滾ってるんだけど、
蓄積された学びにしていくためには、ひとつひとつを自分の中でしっかり受け止めることが大事なのかなと思います。
そして、それを忘れないようにしなくては…!
壁に貼っておくべき言葉ですね!

それから、勉強のコツとして「絶望しないこと」とおっしゃっていたのも印象的でした。

芸術なんて、簡単にはわからないものです。そして、沼。
たぶん、少しだけわかることができると、とんでもない量のわからないことの存在に気づくのだと思います。
そのことに絶望せず、「そういうものだ」とコツコツやっていく姿勢ですね。
改めて、「時間はかかってもいいから、離れずに続けていこう」と覚悟しました。

履修計画は悩ましい…

入学して、学び始めるために必要なことのひとつ。
それが履修計画です。

どんな科目をいつ学ぶのかを決めないと、何も始まらないわけですね。

芸術学コースというのは、芸術史、芸術理論、美学などを学ぶコースで、
私はどちらかというと美学や芸術理論に興味があります。
でも、これまでの具体的な作品や事象の理解なしでは、とんでもなく抽象的な話ばかりになりそうなので、
美術史を学ぶことで「あ、そういうことか」と知っていくことも重要なことなのだろうと思っています。
なので、今のところ、コースの内容は全方位学びたい!笑
さらに、総合教育科目(いわゆる一般教養科目)にも、興味を惹かれるものがちらほら…
でも現実的にやれることには限界があるので、どんな科目を選んでいくのかは非常に悩ましいところです。

通信教育部の1年は、春夏秋冬の4学期から成ります。
各3ヶ月ずつ。長期休暇はない!
むしろ、通学部が夏休みになる夏学期の期間は、集中してスクーリングの講義が開催される時期だったりします。

もうひとつ特徴的なのは、原則として一括しての履修登録がないということ。
スクーリングの受講は事前申込が必要だけれど、それは履修登録とは別なんですね。

20年前、通学制の総合大学に通っていた頃は、
1年は前期後期に分かれていて、4月に1年分の履修科目の登録をしました。
途中で見直しができる期間はあれど、履修登録に失敗するとえらい目に合う仕組みです。

一方、通信教育部の場合、事前の登録なしで、いつでも履修開始してOK。
各々が、公開されているシラバス(各科目の教材や課題等の詳細が記載された資料)を確認して、勝手に学習を開始します。
取り組むべき学習内容はシラバスに記載されていて、テキストを読んだり、作品を鑑賞して調べたり、制作をしたり、動画教材を見たりといったことをします。
そして、定められているレポート提出期間にレポートを提出し、試験期間に試験を受けて、合格したらその単位を取得できます。

もちろん、コースを卒業するためには、定められた終了要件を満たす必要があります。
決められた必修科目や科目群ごとの必要単位数の取りこぼしも、気をつけなくちゃいけないところ。

つまり、自分で抜け漏れのない長期的なプランをたてて、学習スケジュールを管理していくことがめちゃくちゃ大事!
できるのか?私……
このあたりの仕組みは、出願前に何度も開催された説明会で詳しく聞いて覚悟していたものの、やっぱりドキドキするところです。

とはいえ、22年春学期は、学び始めの時期。
いつでも履修開始できるということは、いつからでもプランを作り直せるということ。
なので、まずは基本となる科目を最低限だけ履修してみて、
芸術学や通信制の学びの特徴と、自分に合った学び方やペースを知る時期にしようと思っています。

万里の道も一歩から

新入生ガイダンスを終え、履修プランを立て、いよいよ学び始めた私が今感じていること。
それは「果てしないー!!!」ということ。
思っていた以上にひとつひとつに時間が必要だと痛感していて、なんとかもっと時間を捻出できないか試行錯誤中です。
そして、始まったばかりだから当たり前だけど、全然手応えありません。
1ミリもわかった気にさせてくれない!笑
でも、「絶望しないこと」と自分に言い聞かせて、少しずつ学び進めたり、ちょっと立ち止まったりしています。

これから、学んだことについても、ここで書いていければいいなと思っています。

さて、始まりの季節に、コーチングを始めてみませんか?

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BLOG うつろう風景

2度目の大学生になりました

春ですねぇ。

我が家の近くにある長浜城(「日本さくら名所100選」のひとつ)も、すっかり満開です。

4月、新年度が始まった方も多いのではないでしょうか。

進学や就職、異動といった大きな変化のある方も、
特に大きなイベントはないものの「春だから何か始めようかしら」なんて考えている方も、
皆さんそれぞれの春の話を伺うのは、心はずむ楽しい時間です。

大学で芸術を学びはじめます

わが家ではこの春、息子たちがそれぞれ進級した他、なんと、私自身が大学に入学いたしました!

大学は、20年ほど前に一応卒業しているので、2度目の大学生ということなります。
京都芸術大学 通信教育部 芸術学科 芸術学コースというところです。

京都芸術大学(旧・京都造形大学)には通学部もありますが、
私は通信制で、自宅での学習と週末のスクーリングが中心となります。
3年次編入なので、最短2年で卒業できるのですが、
4年くらいかけて、じっくり学んでいくつもりです。

芸術学コースでは、芸術論、美学、美術史なんかを学んでいきます。
芸大生なのに、制作しません。
もちろん、他には制作をするコースがたくさんあります。
そういうコースでは、最終的には卒業制作に取り組むのでしょうが、私は卒業論文を書く予定です。
卒論のことを考えるとちょっと構えてしまいますが、なんとかなるようにやっていきます。

「芸術を学ぼう」というのは、去年の夏の終わりぐらいに降ってきたアイデアで、
前々からずっとやりたいと思い続けていたことというわけではないのだけれど、
一度思いついたら、「ああ、これだ!」と非常にしっくり来てしまったのです。

何かに対して「美しい」とか「素晴らしい」とか「面白い」とか感じることは、
私の意志を超えて起こるにも関わらず、私自身を突き動かす力を持っています。

そういう不思議さについてもっと探求したいと望んだ時に、
芸術を学ぶことはひとつの方法なのかもしれないと思ったのです。

全てがハッキリと言語化できているわけじゃないんだけど、そういう思いで、迷うことなく入学を決めました。

やりたいと思ったことを、迷わず実行できる環境に感謝しながら、
これから広がる深遠な世界を、一歩ずつコツコツと進んでいきたいと思います。

行けなかった入学式

4月3日には、京都にある大学キャンパスで通信教育部の入学式がありました。

私の自宅からこの瓜生山キャンパスまで、電車で片道1.5〜2時間くらいかかります。
日々通学するのはしんどいけれど、たまの週末に通う分には楽しい距離ですね。
なんといっても京都!京都に行く理由が増えるのは単純に嬉しい(*^^*)

この入学式(とその後の新入生ガイダンス)、現地で参加するつもりで申し込んでいたのですが、
結果、私は参加することができませんでした。
なぜなら、新型コロナウイルス感染症の療養中だったから‥
入学式の2日前に発症して、この日は高熱を出しながら、オンラインで中継される映像を眺めていました。
(軽症だったので、今は無事に回復しました!)

今年から新設された書画コースに入学された歌手の橋幸夫さんが、新入生代表の挨拶をされていました。

橋幸夫さん、来年80歳だそうです。
高校2年生から芸能活動を始めたため、学びたりなかった学生生活に心残りがあったんですって。
歌手生活引退を機に、かねてから嗜んでいた書を本格的に学ぶために、大学入学を決めたとおっしゃってました。
命尽きる前に卒業を!という意気込みに圧倒されてしまいましたが、
何歳からでも学び始めることができるって、本当に素晴らしいことだと思います。

通信教育部では、リタイア後の人、働きながら学ぶ人、高校卒業したばかりの人、
本当に多様な人たちが、それぞれの思いで学んでいるそうです。
これからの学生生活でどんな出会いが待っているのか、楽しみな気持ちでいっぱいです。

これからは、そんな私の学生生活についても、ブログに書いていけたらいいなと思っています。

まだ「山眠る」

実は、これを書いている今日が、コロナの療養期間の最終日です。
私の新年度、いきなり足止め感はありましたが、明日から再スタート。

じゃあ、「やるぞー!」とウキウキワクワクでいっぱいなのかというと、そうでもなく。

今の気持ちはこんな感じ。
私の中はすごく静かなんだけど、底の方に熱い何かが眠っているのかもしれません。

冬山惨淡として睡るが如し/Templay

この数ヶ月、この曲を本当にいっぱい聴きました。
そういう時期、そういう曲ってありますよね。
この時期に、こんな気持ちで、この曲と一緒にいたんだということを、忘れないでいたいなと思います。

春だから、コーチングを始めてみませんか?

みみをすますラボでは
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