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BLOG うつろう風景

3枚の写真

このブログでは、私の日々の暮らしのことや家族のこと、季節のことなんかも書いていきたいなと思っています。

このブログを始めるにあたって、アイキャッチ画像(この投稿の上部にある画像のことです)用に使えそうな写真はないかなーと、アルバムを見返してみたんです。
そして、自分のいる風景がなんと移ろい変わっていることか!と、改めてびっくりしたんですね。

自分のこれまでの人生を振り返ると、暮らしている環境、日々を共に過ごす人たち、取り組んでいる物事、その時の自分の状態、何もかもが変化しています。
私の場合、特に子どもができてからの変化は劇的で、日々のスピードの体感が全然違う気がします。ところどころ記憶がないほど、あっという間です。
そして、もちろんどの風景でも四季は移ろい、決して同じ日は来ないわけです。
当たり前のことかもしれないけれど、その変遷に、改めてすごいなぁと感じてしまいます。

今回、アイキャッチ画像用に選んだ3枚は、どれも息子が生まれてからの写真です。
正直な話、これらを選んだ基準は「映えるけれど顔がくっきり写っていないもの」でしたが、どれも今の私につながる大事な瞬間の写真だと思っています。

この写真は、4年前、山中湖でキャンプした時の写真。富士山をバックに。
このころは、東京で暮らしていて、平日は夫は出張で基本的に不在。私は、仕事しながら長男とふたりで暮らすペースにすっかり慣れっこに。
ずっとこの感じでいい気もしてたんだけど、家族でキャンプを始めたことがきっかけで、やっぱりもうひとりいるといいなと思い始めたころ。

こちらは2年前、香川県の直島にて。瀬戸内芸術祭に行った時。瀬戸内の夏とアートに触れて、「こういうの好きなんだよなあ」としみじみ感じた。
次男が生まれて、仕事も復帰して、東京でワンオペでものすごく忙しくしていたころ。
これからの暮らしについて、変える必要性は感じていたものの、方向性は決めかねていてモヤモヤしてた。コーチングに出会う前の話。

最後にこれは、去年の夏、琵琶湖で湖水浴をした時の風景。
家族で滋賀に引っ越してから、初めての夏。この年の始めにコロナ禍が始まり、世界中がニューノーマルなんて変化に戸惑うなか、私は私で懸命に新たな環境に適応しようとしていたころ。
何かと大変だったけれど、琵琶湖という存在と空の広さに圧倒される日々。

こうやって、写真3枚取り出して眺めてみるだけでも、その頃のことをありありと思い出し、風景のうつろいに驚かされます。
これからの風景のことも、このブログに残していくことで、そのうつろいを感じられたらいいなと思っています。