ブログを書くのは初めてなので、何を書こうか逡巡したのですが、書きやすくするためのアイデアとして、いくつかのカテゴリーを作ってみました。
そのひとつ「わたしの想い」では、みみをすますラボへのわたしの想いを綴っていきたいと思っています。
このサイトを作り始めた時、自身のホームページを作ることも初めての経験だったので、自分の中にある不確かなイメージを形にするために、一体どこから手をつけたら良いのかすらさっぱりわかりませんでした。
でも、イメージの軸になるような、力強くてシンプルな何かがあれば、きっと全体像は自ずから導かれるのではないかと思い、最初にロゴを作りました。
こう書くとなんだか一縷の望み感が強いですが、実際は「そうだ!まずはロゴ作っちゃおー」というノリで取り組んでいます。つまり、できそうな、やってみたいことから手を付けました。
そのロゴが、こちらです。
何をイメージしているかわかりますか?
ヒントは私が今暮らしている場所にあります。
そう、琵琶湖と夕陽のイメージです。
実は、私の暮らしている滋賀県長浜市は、日本の夕陽百選にも選ばれている夕陽の名所なんです。
我が家は琵琶湖向きのマンションなので、リビングとキッチンの窓から琵琶湖の向こうに沈んでいく夕陽を眺めることができます。
これは、私が毎日眺めている景色です。
琵琶湖のほとりで暮らし始めてからもうすぐ1年半が経ちますが、この期間、私に大きな大きな影響を与えたものが、コーチングと琵琶湖の存在です。
夕暮れ時。我が家では、慌ただしく夕飯の支度をしている時間です。
我が家には小さな男の子がふたりいるので、それはそれは騒がしく過ぎていきます。
キッチンで、まな板に向って何かを刻んでいて、ふと顔を上げた時。窓から差し込む夕陽の眩しさに、はっとして一瞬目を細めます。
食卓に夕飯のお皿を並べている時、また夕陽が目に入って、心が止まります。さっきとは全然違う姿。太陽の光が弱まってきている。
息子たちに夕飯を食べさせます。3歳児の食事はまだまだ大変。ふぅと短く息を吐いて外に目をやると、また違う夕陽。雲に反射した茜色と薄墨色のグラデーション。この時間帯が一番好き。
毎日毎日、一瞬一瞬、夕陽は同じ姿であることはなく、どの瞬間も圧倒的に美しい。
その姿にいつだって私ははっとして心を奪われてしまう。
見る度、新鮮に「ああ、きれいだなぁ」と感動する。
夕陽とは、そういうものだと思います。
刻一刻と変容しながら、何かが生まれながら、きっと何かが消えながら、常にそこにあります。
夕陽を前にした私は、過去からのつながりのもとに、これまでのどの姿とも違う、今この瞬間だけの美しさを期待している。
きっと夕陽だけでなく、誰もが、何もかもが、そうなのだろうと思います。
わたしも、あなたも、この世界も、夕陽のような存在なのでしょう。
どういう存在として関わるか次第で、見えるものはすっかり変わってくるのでしょう。
琵琶湖に沈む夕陽を眺めながら、そういうことを想って暮らしているので、
こんなロゴを作りました。