私は、どんな方の人生にもコーチングがあればいいなと思っています。
でも、コーチングを経験したことのない方は、
「コーチングって受けたら実際にどんな変化があるの?」
と疑問に思っていらっしゃるのではないでしょうか。
この記事では、その疑問にお答えすべく、実際にみみをすますラボで継続セションを受けてくださったクライアントの声をご紹介させていただきます。
クライアントご紹介
今回ご紹介させていただくクライアントさんは、さやかちゃんです。
さやかちゃんとはもともと軽く面識があって、私がコーチングを学び始めた頃に練習相手的に何度かセッションを受けてくれたのが1年半ぐらい前のこと。
その後、約1年前からは正式なクライアントとして、これまで10回✕2シリーズを受けてくださっています。
その10回✕2シリーズの約1年は、「かろやかになる時間」というテーマでコーチングをしてきました。
さやかちゃんにとってこの期間は、首都圏から地方に移住して、新たな生活、新たな仕事を始めるという、大きな環境変化を起こした時期でした。
私も同時期に似たような環境変化があったり、世代や家族構成も近かったりして、さやかちゃんの存在には励まされることが多いように思います。
だからというわけではないけれど、セッションを通して、私もたくさんの刺激や影響を受けている実感のあるクライアントさんのひとりです。
クライアントの声
先日、「かろやかになる時間」シーズン2が終了した後に、さやかちゃんからこんなメールをいただきました。
先日は10回目のセッションありがとうございました。
コーチングを始めた約1年前からは比べ物にならないほど「かろやかに」生きられているなと感じるし、「答えは私の中にある」という自分への信頼感が高まってコーチングの時間を良い意味でうまく使えるようになってきたなと感じます。
心に引っかかることがあると、これを次回のテーマにしようと決める。
何がひっかかったのか、言葉にしてみる。
もしかしたらこの部分は問いを立てることに似ているのかもしれないね。
そのテーマを自分なりに眺めてみたり触ってみたり、仮説を立てたりして過ごしてみる。
それをコーチと共に振り返ってみる。
自分のトリセツの一つに昇華する。
こんなサイクルをこれからも回していければと思います。
このメールを読んで、「なんて素晴らしいサイクルを回しているんだ!」と感動した私は、早速「ブログで紹介させてください」とお願いしたのです。
実は、さやかちゃんに、この「かろやかになる時間」✕2シーズンを始める前(約1年前)に書いてもらった体験談があります。
それがこちら。
長年、悲観的かつ感情的になりがちな自分の思考のパターンを自覚していたものの、なかなか脱却できずにいたため、プロの力を借りるべく隔週でのコーチングを始めました。
最初は、私がコーチングなんて…と思う気持ちもありましたが、自分が考えたい、深めたいと思う話題(それが世間的には小さな悩みや問題であったとしても)を大切に取り扱ってもらう経験を重ねることで、自分の思考を整理するための良い時間として、コーチングを活用するようになりました。
今日は取り扱いたい話題がないなーと思う日も、いざ始まると話したい話題が出てくるもので、顕在化していないけど思考の奥底にたまっている想いについても自覚的であるために、定期的にコーチングの場を設定することの意義を感じています。
いまは、定期的な内省と思考の発散の機会を持つことで、感情も含めた自分の現在地を冷静に見取ることができるようになりつつあります。課題としていた思考のパターンについても変化を感じる機会が増え、コーチングの効果を感じています。
メールの文章と体験談の形式で書いた文章というフォーマットの違いによる硬さの差はあるとはいえ、「かろやかさ」の違いは歴然ですね!
私からのメッセージ
「自分のトリセツをつくる」という言葉。
さやかちゃんとのセッションの中で時々出てくる言葉です。
誰もが皆、きっと死ぬまでずっと、自分自身と付き合っていかなくてはならない。
やることや関わる人、環境が変わっても、自分が自分といることは変わらない。
だからこそ、自分を知り、「自分のトリセツをつくる」ことが重要なのだと思います。
1年前と今のさやかちゃんの言葉を比べて感じるのは、自己信頼のレベルの違い。
「私なんて…」じゃなくて、「私は大丈夫」という力強さを文面から感じます。
コーチングを受けることに対する意識も、
1年前は「コーチしてもらう」「聞いてもらう」という意識が強かったのだけど、今は「コーチと話す」「自分の声を聞く」に近い感覚に変化してきたのだそう。
それは、もちろんさやかちゃんが書いてくれているような良いサイクルを回してきた成果なのですが、根っこには自分を大切にする経験の積み重ねがあるのかなと思いました。
1年前の体験談に、「自分が考えたい、深めたいと思う話題(それが世間的には小さな悩みや問題であったとしても)を大切に取り扱ってもらう経験」という表現がありますが、それは、セッションを通してコーチと一緒に自分が自分を大切に取り扱う経験でもあると、私は思います。
そういう経験を積み重ねることで、「自分自身は大切に取り扱うべき存在である」ということが当たり前になる。
そんな自分との付き合い方の変化が、「答えは私の中にある」と自分への信頼に繋がるのではないでしょうか。
自分のトリセツをどんどん増やしているさやかちゃん。
これからは、その影響力を外に外に広げていくんじゃないかなと思っています。
そのプロセスも、かろやかに進んでいくことを願っています。
さいごに
時々、コーチングに対して、「明確な目標なんてないんですけど…」「特に実現したい立派なことがあるわけじゃないんですけど…」という反応をされる方がいます。
そんな方でも、もやもやと「今のままでいいのかな?」という想いを抱えていることがあります。
そんな方は、自分とうまく付き合っていくための「自分のトリセツをつくる」ことを目的に、コーチングを始めてみてはいかがでしょうか?
何かを達成するのは素晴らしいことですが、それだけが生きることではありません。
何かを目指して進んでいる時も、そうじゃない時も、いつだって自分とは付き合い続けていくわけです。
自分のトリセツを作れるようになることって、人生のいろいろなシーンで使える大きな財産になるんじゃないかなと思います。
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