桜咲いてますね!私の住んでいるあたりは、まだまだ咲き始め。
薄ピンクって、視界に入るだけでなんだか浮足立ちますね。
昨日見た琵琶湖の夕暮れも、ほんのり薄ピンク。
中国巡演増加演出〜炒飯編〜@大阪城音楽堂
先週末、関西は雨でしたが、そんななか私は野外ライブに行ってきました。
大阪城音楽堂は、大阪城公園にある野音。初めて行きました〜!
でも、野外といえば雨。
雨対策は万全でも、冷え対策を甘く見ていた…。寒かった…!
私のお目当てはTempalay。
Tempalayの音楽を聴いていて感じる、此岸と彼岸のあわいの情景みたいなものがとても好きです。
私はコロナ禍滋賀に引っ越してから聴くようになったこともあり、ライブ会場に行くのは初めて。
メンバーのAAAMYYYが出産で休んでいたため、今回が久々のライブだったみたい。おめでとうございます!
私は昔からライブって大好きなのですが、
ライブに行くって、何を期待しての行為なんだろうな、って時々考えます。
音楽としてのクオリティだけで考えたら、スタジオできっちり作り込まれた作品聴いてた方がよっぽどいいことが多いし。
(実際、今回も時々、音響がバラバラに崩れて音楽じゃなくなることがあった。)
アイドルだったら推しの動く姿を生で拝みたいとかあるけど、それとはちょっと違う。(もちろんそういう部分もちょっとはあるけど!)
芸術理論では、芸術の特徴を「自然性と人為性の交叉」に見ることがあるんだけど、ライブっていうのは、自然性=人間の意思ではままならないものが人為性を超えることがある時空間なんじゃないかと思います。
きっと私はそういう時空間の一部になりたくて、ライブに行くのだと思います。
今回のライブでは、「そなちね」でVo.の小原綾斗が吠えたり啼いたり唸ったりしているところがとても良かった。
そういうの浴びられたら、来た甲斐あった!って感じですね。
外で音楽を聴くこと
野外のイベントで音楽を聴いているとき、空間が開かれていて、視覚が自由なのがいいなぁと思います。
そこにあるのはお上品にうっとりと響く音じゃなくて、どちらかというと揺さぶるような粗暴な音なので、聴いている時にはからだが揺れている方が無理がない気がします。
そうやって音の振動をからだに取り込みながらも、私の鼓動は私のリズムを刻んでいて、その2つはからだのなかで平気な顔で共存している。
夕暮れの空を見上げると飛行機が飛んでいて、公園の木々が影絵みたいになっていて、冷えを感じて軽く鼻をすすると、誰かがこぼしたビールの匂いがする。
そういうものが私の中で存在していて、そんな世界に私自身が存在している。
大げさなようだけど、そういうことを感じたくて、外で音楽を聴きにいくのかもしれません。雨なのに!
今年はたくさんいいライブに行けたらいいなぁ。
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