2022年一本目のブログです。
あっという間に1月も後半ですが、
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
さて、私の2022年は、年明け早々のACC資格取得から始まりました。
ACCとは、国際コーチング連盟(ICF)認定アソシエイト・サーティファイド・コーチという資格の略称です。
日本のコーチング資格は全て、各団体が独自に認定している民間資格です。
例えば、私が以前から持っている生涯学習開発財団認定マスターコーチという資格は、コーチ・エィという会社が提供するプログラムを修了し、一定の基準に達したコーチに対して認定している資格です。
日本には、このような認定団体がいくつもあり、団体によって様々な特色があります。
今回私が取得したACCを認定しているのは、世界最大のコーチング組織であるICFです。
世界のコーチ達の元締め的存在であり、コーチングのコア・コンピテンシーの策定もこのICFで行われています。
ICFの認定資格は国際資格であり、コーチングの国際基準を満たしたコーチであることを証明する資格です。
取得要件も多くの他の認定資格よりも厳しく、一般的には他の認定資格などを取得したコーチが目指すケースが多いように思います。
ACCは、ICFの認定資格のうち、一番最初の資格です。
ACCの次はPCC(プロフェッショナル認定コーチ)、そしてMCC(マスター認定コーチ)という、3つの認定資格があります。
資格取得のお知らせでも書きましたが、ACC取得は、コーチングを学び始めたときからの、私の最初の目標でした。
2年と少し前、「まずはこれを目指してがんばろう」と決めて、私は自分で受けたこともなかったコーチングを学び始めました。
なので、この最初の目標を達成し、その先を目指して新たにスタートする機会を、この気持ち新たな年の初めに得られたことは、なんだかとても良いタイミングだなーと感じております。
この先、ICF認定資格の次のステップであるPCCを目指して励んでいくことはもちろんなのですが、
私の中では、2022年のコーチングにおける成長テーマがあります。
それは「学習と成長を育む」です。
この「学習と成長を育む」は、ICFが定めるコーチングのコア・コンピテンシーの4つの領域の一つでもあります。
最近の私は、よく「学習って何だろう?」「成長って何だろう?」と考えています。
例えば、
勉強をして知識を手に入れたとしても、それによって自分自身が変わることがなければ、それは学習とは言えないのではないか?ただの情報収集なのではないか?
とか
そう考えると学習とは、今の自分に何か良いものを追加するというただの安全な取り組みではなく、それによって自分自身が変わってしまうかもしれない、リスクを含んだチャレンジングな取り組みなのではないか?
とか
どんな経験からも学ぶことができるとしたら、どこにだって自分自身が変わる、成長する可能性はある。でも、その可能性がつながる先は、予め完全に予測しきれないからこそ、想像を超えた豊かな何かにつながり得るのではないか?
とか
成長が望ましい変化であるとしたら、何が望ましいのかは価値観によるはず。だとしたら、価値観が変われば、過去の経験を捉え直すことによって新たな成長の契機があるのではないか?
とか。
そういうことを考えていると、この「学習と成長を育む」には、全く未知の新しい何かが生まれそうな、ワクワクした予感を感じるのです。
もう一つ、私が2022年のテーマにしていることがあります。
それは、<ひらく>。
<ひらく>がひらがな表記なのは、ふたつの漢字を意識しているからです。
ひとつは「開く」。
これは、「閉じる」の反対ですね。
新しい扉を「開く」というようなdoingはもちろんですが、自分自身が「開いている」というbeingの方も大切にしたいと思っています。
“open”は、コア・コンピテンシーで定められているコーチングマインドのひとつでもあります。
もうひとつは「拓く」。
これは、「新しく作り出す、今までになかったことを始める」ということ。
未来を拓く、新時代を拓く、なんて言いますね。
書いているだけでワクワクしてしまいます。
この<ひらく>と「学習と成長を育む」には、非常に強い関連がありそうです。
開いている自分で学ぶことが、成長につながり、可能性が拓かれていく。
2022年は、そんな年になればいいなと思っています。
コーチングで、クライアントの「学習と成長を育む」パートナーとして協働できることは、私にとってもチャレンジングな取り組みであり、大きな喜びでもあります。
そして、その経験から、私も最大限に自分自身の学習と成長を育んでいきたいと思っています。
みみをすますラボでは
あなたとわたしがみみをすまし
ふれあい、うつしあい、ひびきあう、
そんなコーチングを提供しています。
これは、このホームページのTOPに掲載している文章です。
「ふれあい、うつしあい、ひびきあう」コーチングとは、互いの学習と成長が循環するような、影響し合える関係から生まれるのではないかと思います。
そのためには、まずはコーチの側が、自分自身が変わってしまうかもしれない可能性をも引き受けて、開いた自分でクライアントと共に学ぶ。
そういう姿勢が大切なのではないかと思っています。
そんなコーチングを、多くのクライアントの方々とできる2022年になれば幸いです。
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